12/25/2010

メリークリスマス
まずはメリークリスマス。
クリスマス商戦でにぎわう街の中を歩いていて、クリスマスグッズを見るとやはり「イエス・キリストがお生まれになった日」という決まり事を思い出しますので、神様が身近に感じられる時期です。
イッツコムのご当地紹介番組を見ていたら、自由が丘駅南口 無印良品の店の前、九品仏緑道の上にクリスマスツリーが飾られていることを紹介していました。
大きな鉢植えにされて群馬県の嬬恋村から運んでこられた木で、根がついているので、クリスマスが終わったらふるさとの森に帰るのだそうです。
クリスマスツリーはクリスマスが終わったらどうなるのか心配していたのですが、この木は、自由が丘での仕事を終えたら、また故郷に戻って生活?するという話を聞いて安心しました。
ほのぼのとして、いい話だと思いました。
そこで、写真をとってきました。
自由が丘の人たちから、大事にされています。

木にもご苦労さんと言ってあげたい。

8/07/2010

チビ昇天

闘病記に登場のチビですが、平成22年8月4日に天に還って行きました。
約13年間、天からお預かりしていた命でしたが、再び天にお返しすることになりました。
深大寺、8月の青空にチビは吸い込まれて行きました。

約8ヶ月ほど、乳腺腫による闘病を続けていました。
猫の生存中は、ターミナルケアするこちらにもストレスが生じ、心のなかにおりのよう鬱屈した気持ちが積もっていました。
猫が死んで火葬を済ませた翌朝、重かった心が軽くなりいつもよりうんと早く目が覚めました。
心は軽いのですが、とても悲しい。
心が軽くなったのではなくて、心に空洞が出来たという方が正しいようです。
冒頭に記した通り、命は天からの預かり物で私たちが自由にできるものでは無いと信じております。寿命が尽きたら、再び天にお

返ししなければならないものであると。
その自明の理が、心に大きく響くのです。

送っている私たちも、だんだんと歳をとり、年齢という事実を意識し始めています。
自分たちよりも先に往かれることにより、自分たちの心から何かが失われ、寂しさもひとしおですが、その寂しさが治癒出来なく

なる時が来たら、それは自分たちよりも寿命の短い生物と共に暮らすことができなくなる時であろうと自覚しているところです。

2/13/2010

栃木市 蔵の街 その2

前回に引き続き、栃木市のことを書きます。
巴波川のほとり、横山郷土館さんにて大変興味深いものを見つけました。
今回のメインイベントとして紹介したいと思います。
それは地券です。

私は以前にお客様から1枚コピーをいただいたことがあるだけで本物は見たことがありませんでした。
右に掲載しますので、よく内容をご吟味ください。

たしかこれは現在の登記済証(いわゆる権利書)の前身では無かったかと記憶しておりますが、私たちのような仕事をしている者にとっては貴重な資料となりますので掲載させていただきます。



もう一つ。横山郷土館の中では、昔、横山家が開いていた共立銀行店舗が公開されておりました。
表からの撮影だけですが、すりガラスに共立銀行の文字が見えます。
















最後にあと一件報告させてください。
右側の写真は、例幣使街道の起点、万町交番前交差点に面して建っている建造物ですが、この建物の屋根をご検討ください。
なんだか右下がりになっていませんか。
屋根がゆがんでいませんので、最初に作られた時からこのように右下がりになっていたと思われます。


以上、栃木市の報告を終わります。

栃木市 蔵の街


待ちに待った、栃木県栃木市への出張の日がやってきました。
この頃は、ほとんどの案件をオンライン申請で行っています。

そのお蔭で出張がなくなりました。

東京から2時間程度圏内の地方都市への出張は久しぶりで、出張先が蔵の街として有名な栃木市ということもあり、我々の業務に関係のある不動産について、色々珍しいものを見ることができるのではないかと、とても楽しみにしておりました。

現地での本来業務は短時間で終わりましたので、帰路の列車の待ち時間を利用して、駆け足で、有名所を回れるだけ回って写真をとってきました。

都市部で司法書士をしている者にほとんど縁の無い、用水路(用水地役権)や、古い棟割長屋を、興味津々で見学しました。

何を見て、何を調べたのだということを具体的に書くと守秘義務に触れる恐れがありますので控えますが、業務外で見聞した対象について、記します。

仕事柄興味の対象は、土地や建物の不動産になりますが、移動中に目に止まった、歴史的建造物や歴史博物館に立ち寄ったりして、過去の遺構を写真に納めることが出来ました。

川と蔵の風景
都市部の河川は、大雨時の流量確保という最大の使命があるため、コンクリートで固められた護岸と深く掘り下げられた川床、そして水流の抵抗を減らすためにコンクリートで舗装?された川床など、用水路としての外観を呈していて、川と親しむ機会というのは殆どありません。
高田馬場を流れる神田川など、川床は道路から3メートル位下のほうにありますし、護岸は垂直に切り立っています。

巴波川は、うずま公園脇の堰で2本の支流と本流に分けられて、栃木市の市街地を流れていきます。
うずま公園の東側、みつわ通りの金魚湯さんのあたりには、至る所に水路が流れ、橋がかかり、とても良い風情を醸し出しています。
写真は、うずま公園の下流にある堰の一つと支流への分岐点です。


沢山書きたいことがありますので、長くなりますが続けます。

例えば、
例幣使街道の風情


デパートの福田屋さんの裏に面した、通称 蚤の市通りが、蔵の街大通り万町交番前交差点の西側50メートル程度のところから二股に別れ、その西側の道がいわゆる例幣使街道と呼ばれています。起点から200メートルほど北上すると、道は左へ切れ、程なく右カーブに吸い込まれていく。ちょうど伯林堂薬局さんから有限会社岩崎肥料店さんへにかけての景色は、江戸時代の夢を見ているようです。







岡田家の翁島
上の写真は例幣使街道の一場面ですが、道路の右側にある建物2棟は岡田記念館の建物です。岡田記念館では土蔵とは別に、写真の道路右カーブの始まる地点の交差点を左折して20メートルくらい行ったところで翁島という大変立派な建物も公開しておられます。
私は建物の話はよくわかりませんが、この建物の廊下部分に張り巡らされた床板は、巨大なケヤキの原木をそのまま製材して作成した一枚板ということに驚かされました。
右に写真を掲載しますが、つなぎ目の無い床板であることがお分かりでしょうか。




まだ続きます。

1/02/2010

平成22年初詣


色々なことがありましたが、2009年は静かに暮れ、
新たな年を迎えることになりました。
大方のご家庭でも同じことだと思いますが、当家もご多分に漏れず、12月31日から1月1日にかけては夜更かしをします。
せっかく夜更かしをするのですから、午前0時をまたいで初詣に行きたいじゃないですか。
今年はじめて、深夜の九品山浄眞寺(いわゆる九品仏)に参拝しました。
山門をくぐり、本堂まで100メートルくらい境内の整備された歩道を歩いて行きますが、街灯が無いので真っ暗です。
覚束ない足取りで、暗い道を進み、本堂の阿弥陀さまにお参りしました。
午前0時ですと参拝客は地元民に限られるかと思いますが、それでも行列が出来ていて、本堂にたどり着くまでに30分ほど待ちました。
参拝を終わり、山門を振り返った写真がこれです。
普段は山門の二階の窓は閉じていたと思いますが、お正月の期間だけ開かれるようで、二階に収められた仏像が金色に輝いています。
この山門に向かって右側奥に、三十三観音、馬頭観音、観音堂がありますが、この日は電気が灯されていて、足下を確認しながらお参りすることが出来ました。
これからの一年間、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。